「勉強」から「学び」、そして「学習」という技術へ
このたびは、【ゲイン・サピエンティア英数塾】に興味をお持ちいただき大変うれしく思います。
代表の外薗大志(ほかぞのたいし)と申します。私は、地域塾・大手進学塾・プロ家庭教師として、指導歴通算17年、600名近くの生徒を指導してまいりました。その経験の中で感じたのは、非常に多くの生徒が勉強に苦手意識を持ち、それに苦しんでいる、という事実でした。
本来、人間という生き物は、進化の過程の中で知性を武器にすることで生き抜いてきました。それゆえ、人間は生まれたときから、知的好奇心が他のいかなる生物より強いのです。しかし、どうでしょう。現状の教育現場をのぞいて見ると、先祖から引き継いだ知的好奇心のDNAを押し殺し、つまらなそうに勉強する生徒が実に多いではありませんか。
では、なぜ「勉強」はつまらないのでしょうか?
私の答えはこうです。それは、生徒本人の「学ぶ意欲」以上に、周りからの「勉強させる力」の方が大きくなってしまったからです。人間は欲望の生き物です。自分の欲望が、他の人の欲望に塗り替えられてしまうのは、自由な精神を持つ人間にとって非常に苦痛です。だから他人から勉(つと)め強(し)いられる「勉強」はつまらないのです。
では、「教育」の役割は何でしょうか?
これも簡単です。生徒が生まれつき持つ、知的好奇心を刺激し、学びの本能を開花させ、それを学習という技術へ、昇華することです。もう少し分かりやすい言い方をすると、生徒の「しなければならない(must)」を「したい(want)」へ変える。そしてその「したい」を実現する「方法」を共に考える。それが教育の役割です。つまり「共育」です。
さあ、皆さん大海原を想像してください。この先に、果てしなく広がる大海原、その先にまだ見ぬ神秘の島を目にするかもしれません。はたまた荒れ狂う嵐が待ち受けているかもしれません。いいこともわるいこともすべてが経験となり、人生の糧となります。希望ある若き船員を募集しています。
「自学自考」の精神を胸に
ゲイン・サピエンティア 代表 外薗 大志