代表あいさつ

「勉強」から「学び」、そして「学習」という技術へ

 

 このたびは、【ゲイン・サピエンティア英数塾】に興味をお持ちいただき大変うれしく思います。

 代表の外薗大志(ほかぞのたいし)と申します。私は、地域塾・大手進学塾・プロ家庭教師として、指導歴通算17年、600名近くの生徒を指導してまいりました。その経験の中で感じたのは、非常に多くの生徒が勉強に苦手意識を持ち、それに苦しんでいる、という事実でした。

 

 本来、人間という生き物は、進化の過程の中で知性を武器にすることで生き抜いてきました。それゆえ、人間は生まれたときから、知的好奇心が他のいかなる生物より強いのです。しかし、どうでしょう。現状の教育現場をのぞいて見ると、先祖から引き継いだ知的好奇心のDNAを押し殺し、つまらなそうに勉強する生徒が実に多いではありませんか。

 

では、なぜ「勉強」はつまらないのでしょうか?

 

 私の答えはこうです。それは、生徒本人の「学ぶ意欲」以上に、周りからの「勉強させる力」の方が大きくなってしまったからです。人間は欲望の生き物です。自分の欲望が、他の人の欲望に塗り替えられてしまうのは、自由な精神を持つ人間にとって非常に苦痛です。だから他人から(つと)(し)いられる「勉強」はつまらないのです。

 

では、「教育」の役割は何でしょうか?

 

 これも簡単です。生徒が生まれつき持つ、知的好奇心を刺激し、学びの本能を開花させ、それを学習という技術へ、昇華することです。もう少し分かりやすい言い方をすると、生徒の「しなければならない(must)」を「したい(want)」へ変える。そしてその「したい」を実現する「方法」を共に考える。それが教育の役割です。つまり「共育」です。

 

 さあ、皆さん大海原を想像してください。この先に、果てしなく広がる大海原、その先にまだ見ぬ神秘の島を目にするかもしれません。はたまた荒れ狂う嵐が待ち受けているかもしれません。いいこともわるいこともすべてが経験となり、人生の糧となります。希望ある若き船員を募集しています。

 

             「自学自考」の精神を胸に

 

             ゲイン・サピエンティア 代表  外薗 大志

 

 


講師紹介

外薗大志(ホカゾノタイシ)

ゲイン・サピエンティア英数塾 代表


1981年生。神奈川県出身。2005年慶應義塾大学文学部卒業。2010年慶應義塾大学文学研究科後期博士課程修了。大学在学中より、塾講師・家庭教師をはじめ、指導歴17年、のべ生徒数600人を超える。大手進学塾では、中3上位クラスを連続地区トップに導く。2011年7月より、西蒲田にて高校受験指導塾『ゲイン・サピエンティア英数塾』を開校。2012年より〈キッズ英会話〉を新たに開講。また、6歳の時始めた空手では、全国大会優勝3回、国体出場2回、公認四段、現在でも現役をしながら、後進の育成にあたっている。現在、慶應義塾大学非常勤講師、慶應義塾高校空手道部監督を務める。

嘉門亮(カモン リョウ)

ゲイン・サピエンティア英数塾 教室長

 

1982年生。兵庫県出身。塾長外薗とは高校・大学(経済学部)の同期。小学校卒業までをアメリカで過ごしたバイリンガル講師。本物の英語感覚を織り交ぜた授業が魅力。当塾のオリジナル英語教材の制作も担当する。また、考査特訓では、オリジナルの実技4科教材も作成する。生徒たちにいじられ放題だが授業は明快、そしてその熱血指導は生徒の心を掴んで離さない。元プロダーツプレイヤーという異色の経歴。口ぐせは「ナイス~」。

 


講師の質が高い理由

ゲイン・サピエンティア英数塾は、精鋭講師たちが揃っています。

全ての講師が、生徒たちの状況を把握し、指導を行います。

 

そのために、私たちは毎日、講師ミーティングをし、生徒たちの学習状況、メンタル状態、学習個性、学習課題、課題解決法を共有しています。

 

「講師全員が一丸となって生徒1人1人を見る」というのは、気持ちでは実現できません。

この「毎日のミーティング」というシステムで実現しています。

講師全員が、自分の担当しない生徒の目標点数や日々の学習状況まで把握しています。

 

このように、常に定点観測をしている講師たちからかけられる言葉には、重みがあります。

生徒たちの小さな小さな成長も見逃さないこと。そのために、1人の生徒のことを、複数の講師が多角的な観点から見えるようにしています。

生徒たち以上に、まずは私たちが成長をしなければならないと考えます。

 

Gサピでは、常に多角的に見てくれる質の高い講師たちが待っています。

講師の質の高さが、私たちの自慢です。